サーバ管理者に必要だとおもう3つの習慣

サーバ管理のイメージ

サーバ管理のイメージ
前職でホスティングの会社でサーバの管理などを3年半、いまの会社でもサーバの管理を5年くらいやってます。長くやっている割にはそんなに詳しくないですが、管理者になるために必要だなと実感した3つの習慣を。

使えるコマンドの結果とオプションを一つひとつ調べる

ps だとか、top とか、netstat、iostat、vmstat などの頻繁に使うコマンドは、その意味するところを吐きそうになるまで、じっくりと見て調べる。語学の基本が単語力であるように、コマンドの結果とオプションについては、どこかにメモしながら、地味に少しずつ覚えるとサーバの管理に必要な筋力が確実にアップする。

ログを地道に観察する

サーバの管理において、もっとも地味で誰も褒めてくれないのがログの観察。tail -f とかでログを流しっぱなしにしていると、関係ない部署の人には「あっちの世界の人」と誤解されますが、ログはシステムの状態そのものが記録される。なので、ログからメッセージを読み取ることが、サーバ運用の基本中の基本となる。問題が発生した場合だけではなく、日ごろからログに慣れておくプレイは避けられない。

正規表現、grep コマンドをきちんと使う

こっちの世界だと「正規=小難しくて面倒くさい」というのは間違いない。でも、こなれた管理者になろうとおもったら、正規表現の習得は避けては通れない。ログの出力などを grep -v で切り分けることができると、飛躍的に作業の効率がアップする。精神衛生的にとても良い状態を維持できるので、一つひとつ地味だけど確実に覚える。

まとめ

サーバの管理というのは実に地味な作業なので、必要とされる習慣も地味です。スラムダンクで”基本がどれほど大事か分からないやつは試合になったら何もできない”というセリフがありましたが、サーバの管理においても、基本を地道に習得できないとトラブルシューティングの時に何もできないようです。

タイのバンコクでプログラミングしてます。嫁と猫がいつも一緒です。週末にはビーチに行って海をみてます。生涯現役の技術者を目指して、色々と調べてブログにかいてます