2014年タイの景気について

シーロムサトーン通り
4年前にバンコクで会社を立ち上げた時と、ここ半年くらいを比べると、あきらかに景気が悪い。
フトした時に街全体の活気がイマイチだな~と感じる時がある。

タイでは2012・2013年に最低賃金を引き上げられた引き上げた。
段階的に上げればよかったんだろうけど、最低賃金を40%も上げたことがターニングポイントになった。

タイの経営者たちは最低賃金の大幅な引き上げには反対していたけど、
ポピュリズム万歳のインラック政権は、法人税の引下げとセットで最低賃金を引き上げた。

賃金の引き上げにより、消費者マインドが高まったので、一時的に会社のスタッフもイケイケな感じだった。
この時期に会社の平均給与が20% くらい上がったとおもう。

ただ、急激に賃金が上がれば、企業マインド(投資や雇用への意欲)が悪化する。

雇用環境は2013年3月頃をピークに徐々に悪くなり、一時的に高まった消費マインドも冷え込んで、
2013年後半は景気が停滞したことは明らかだった。

これにデモ騒動・政治的な混乱が追い打ちをかけて、一気に景気後退局面に入り、2014年は景気が後退した。
GDP の成長率も、2% に下方修正されるなど、タイは景気がイマイチ。

一時的に景気が良くなることがあっても、後記的にはプラスの要素は少ない。
住宅・自動車ローンによる家計債務がやばい感じになっている。

2018年から労働人口が減って、緩やかな少子高齢化が進み、年金がなく社会保障も弱いタイは、
一気に社会的な混乱がやってきそう。

アメージング・タイランドのパワーが試されるのは、わりと早い時期に到来する気がする。